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日本においてeスポーツでガッポリ賞金を稼いでいる人はそこまで多くありません。それこそ最近は自宅で出来るスポーツ、ギャンブルとしてその認知度を上げてきましたが、まだまだ日本のそれは世界に追い付いていない、それが日本のeスポーツ賞金大会の現状です。
欧米では大変メジャーなeスポーツですが、その歴史を紐解けば1974年に日本で行われた「セガTVゲーム機全国コンテスト」にまで遡ります。そう、eスポーツの原点は日本にあったわけですが、現在の国別賞金ランキングは19位……。お隣の中国は2位、韓国も3位と随分水を開けられた結果となっています。勿論eスポーツが比較的メジャーなスペインやノルウェーなどよりはランクが上なので上々の出来ともいえますが、まず日本におけるeスポーツ大会の賞金が非常に少ないこと、海外に比べその法整備が遅れているのが出遅れている原因です。
それでも多くの日本人プロゲーマーが、世界のeスポーツで荒稼ぎをして数千万単位を稼いでいるのも事実。さあここではそんな彼らの活躍を見ていきましょう!
現在日本ランキング1位に位置しているのが、イケメンプレイヤーとして名高いfeg氏。なぜそのようなネーミングかは本人も覚えていないそう。Shadowverseプレーヤーとして知られ、2017年には3,000ドルを稼ぎだし、2018年のワールド大会では紙一重で優勝を飾り、なんと1,000,000ドルの賞金をGET!
彗星の如く現れた賞金王は現在よしもとLibalentに所属しながら、Shadowverseを極める武者修行をしているそうです。以前は大学の留年費用に賞金を使いたいと話していましたが、学費どころかそれこそ都内の一等地にマンションを買える額を1年で稼いだ強者プレーヤーです。
プレー中の顔貌がまるで必殺仕事人のようにみえることから、「Murder Face」なる末恐ろしいニックネームを持つTokidoプレーヤー。本人は東大卒、父親は医科歯大学名誉教授という最強のバックボーンに、頭脳明晰の理論と情熱を兼ね備えたプロゲーマーです。幼少時代から格闘ゲームに勤しんできたこともあり、現在はStreet Fighterを中心としたファイティングゲームで活躍中。海外でのトーナメント以外にも日本国内でのイベントや著書発表、メディアへの露出も高く、eスポーツの啓蒙にも貢献しています。
なおプロゲーマーとしては2006年頃から活躍を始め、ここ数年は安定した賞金額を獲得し、2018年には225,598$の大金をGET!1位のfeg氏を抜くのはもはや時間の問題ではと言われている、天才プレーヤー!
Daigoという名前はよく聞きますが、eスポーツのDaigoと言えば梅原醍醐プレーヤー。海外ではBeastという愛称で呼ばれる彼は、格闘ゲームの王者として日本のみならず海の向こうでも知られた存在です。2006年頃から賞金を稼ぎ始めましたが、格闘技の世界では17歳でワールドチャンピオンとして世界にその名を轟かせました。Street Fighterシリーズでコンスタントに賞金を獲得し続けており、2019年4月のThe Mix Upでは堂々準優勝を飾っています。
なお彼のTwitch配信は多くのViewerを集めており、ワールドワイドでも彼の格闘技分野ではNO1人気であることは言うまでもありません。
昨今メディアを通じてKazunoko氏のインタビューを見ることも多くなりました。チームBurningCoreのプロプレーヤーとして一家を支えながらも、それでもやっぱり専業がゆえに奥様が仕事に出るのを見送るのに精神的なものがあると語る彼。
得意分野は格闘技ゲームで、Street Fighter 、DragonBall FighterZ 、Samurai Shadowなどを中心に良好な成績を収めており、2015年度にはCapcom Cup2015で優勝を飾り120,000$を獲得!Street Fighterシリーズが強いイメージこそありますが、大会に向けてのモチベーションを上げる為にも様々なジャンルのゲームにも挑戦し、今ではマルチメディアプレーヤーと形容されています。
忍者の末裔として知られるMomochi氏、そのクールでハイセンスな勝負が海外勢に定評があります。Momochi氏の奥様チョコブランカ氏も同じくプロプレーヤーということで夫婦でeスポーツを盛り上げているのです。
Street Fighterシリーズで多くの賞金を稼いでいますが、Evo Japan2019, Tokyo Game Show2019では優勝を飾りました。なお夫妻はEcho Foxという北米のプロeスポーツチームの一員として活動をしていますが、プロゲーマー以外の活動として株式会社忍ismを経営しながら、eスポーツの普及活動、若手の育成も担っています。毎年数万ドル以上の賞金をコンスタントに稼いでいるMomochi氏、奥様も同様にプロゲーマーということで夫婦の愛の力で、ナンバー1に上り詰めるのももうすぐかも!?
木星から取られたそのプレーヤーネーム、jupi。2019年頃に大きな成績を収め、本人のツイッターアカウントのフォロワーが爆増し嬉しい悲鳴をあげている彼。
Qwert所属の彼は、2019年のShodowverse World Grand prix2019, Rage Shadowsverse 2019 Spring Grand Finalsで準優勝を収め、この賞金で一気に日本の賞金ランキングにランクインした強者。他プレーヤーと異なり豊富な海外大会での実績はそこまで多くありませんが、今後もShadowverseでの活躍が期待される新人プレーヤーの一人です。
Fuudoこと阿井慶太氏、実は彼プロゲーマーとしても勿論有名なのですが、グラビアアイドルの倉持由香さんの旦那さんとしても知られています。格闘ゲームを得意とするプロゲーマーで賞金をザクザク稼ぎながら、奥様はグラビアアイドル……。人生って、やっぱり不平等。
さてそんな彼は現在Cygames Beastに所属をしながら、毎年コンスタントに数万ドルを稼ぎながら、ふ~ど&ゴローのゲーム人間学園という番組をYotubeで担当。最近の成績では2016年のEvo16で準優勝を飾り20,214$、2017年はELEAGUE Street Fighter V Invitationalで3位に食い込み、20,000$を稼ぎました。生涯現役プロゲーマーを目標に掲げている彼、格闘ゲームを中心に今後も国内、海外大会での活躍に注目です!
RedBull所属のイケメンプロと言えば、もはやこの人しかいませんね!もともとは「がちホモっつん」という若干ふざけたノリのプレーヤーネームで活躍していましたが、当たり前ですがこのネーミングは色々と適切ではないとの指摘があり現在のネームに改名。
2010年頃からその存在に周囲がざわつきを見せ始めましたが、本格的に賞金を稼ぐようになったのは比較的最近の2016年頃から。2018年まではスポンサーナシの一匹狼として海外遠征を自腹でこなしていきましたが、現在は前述のRedBullと契約!最近の彼の活躍としては2018年度のCapcom Cup2018での優勝による120,000$、同年のCPT Asia Regional Finals 2018も優秀を果たし7,000$の賞金を獲得しています。スポンサーが付いたことで金銭的な負担が少なくなってきたこともあり、今後の活躍に期待大ですね。なお広島出身の彼、勿論その恋愛対象は女性であり、更に既婚ということです。
プロゲーマーのももち夫妻が主催するFudohに所属する藤村選手。彼は他のライバルと同じく格闘技に強いゲーマーと言いますが、主にStreet Fighterがメインゲーム。過去のプレーネームも伊勢スト、ゆかどん、などストファに由来するネームが使われていました。
なお彼は2016年から徐々に数万ドルの賞金を稼ぎ出しており、2018年のCapcom Cup2018では3位で21,500$、2016年のEvo2016でも同順位を記録し12,107$の賞金を獲得しています。24時間のプレーもヘッチャラ、そんな自由度の高い生活習慣と切れない集中力を誇る自称ニートの彼、とりあえず現在彼女は募集していないそうです。残念!
Bonchan、そのネーミングの由来はバカボン。当時のふくよかな体系がバカボンに似ていたということで、麻雀に熱中していた時はボムというネーミングを利用していたそう。
Street Fighterシリーズがやはり得意ということで、2015年からはRedBullに所属しながら国内、海外遠征をこなしています。2010年頃からコツコツと賞金を稼いでいますが、特にメキメキとその頭角が出てきたのが2015年頃、ちょうどスポンサーが付いた時期ですね!格闘ゲームの世界大会で輝かしい成績を残している彼は、2019年のEvo2019で31,706$、同年のCEO2019でも9,240$の賞金を獲得しNo1プレーヤーとしての功績を残しました。そのファンを大切にする性格でいわゆる愛されプレーヤーとしての地位も確立し、現在は配信番組などにも力を入れています。
TOP10に食い込むプロプレーヤーの方は、100,000ドル以上稼いでいる方がズラリ!eスポーツ大国のアメリカ、中国や韓国と比べてしまうと、まだまだミニマムな数値かもしれませんが、これは先ほども言った通り日本の法律関連の整備不足が背景にあるから。これから日本からもeスポーツの優秀ゲーマーたちが続々誕生してくれる事でしょう!
それにしてもeスポーツという分野は、年々日本でもその知名度を上げてきているのは事実。近年ではアメリカで人気のFireタブレットを使用したチャンピオンズ・オブ・ファイア・ジャパンもついに日本上陸しました。シューティングやアドベンチャー的要素が強いものも少なくありませんが、今後は見る為のスポーツから自分が画面上で参加できる、そして賞金をGETできるそんな付加要素が改めて注目を浴びてくるはず。特にFIFAなどのスポーツ関連のeスポーツは、サッカー熱が非常に強い日本では今後の伸びが大きく期待できるかもしれません。ただし上記のトップ10eスポーツプレーヤーを見ていただければ一目瞭然ですが、彼らはStreet Fighterなどの格闘ゲームで多くの賞金を稼いでいます。
その為賞金の荒稼ぎを狙う方は、スポーツ系やシューティング系よりも格闘技分野に力を入れた方がベターかもしれませんね!
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